古ぼけた黒いタイルの敷き詰められた
かつて懐かしい人たちのいた
今は虚飾漂う場所
そして
話しはじめる男の
熱っぽい口調に
ついに
顔を背けてしまう
深淵を思わせる
水槽を見た後では